
会社名 | 株式会社構造計画研究所/ADAP |
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住所 | 東京都中野区本町4丁目38番13号 日本ホルスタイン会館内 |
ADAPは、大きなホワイトボードを見ているように直感的に生産計画の管理が行える製造業向けの生産管理システムです。上流から下流までのサプライチェーンが繋がって見えるため、現場の状態把握に役立ちます。本記事では、ADAPの特徴について詳しく紹介していきます。生産管理システムの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
現場が変わる!ホワイトボード型生産管理システム
ADAPはホワイトボード型の製造業向け生産管理システムです。従来の計画立案者ひとりが計画を練るタイプのシステムとは異なり、各部門が生産計画の作成に参加し、部門間でコミュニケーションをとりながら生産計画の設計・遂行を行える今までにない画期的なシステムを採用している点が特徴です。多品種・少量・短納期生産の管理に適しており、実績にもとづいた計画の自動立案機能も搭載されています。生産計画を複数の担当者がそれぞれ管理してしまっている現場やあらかじめ決めておいた計画に遅れが出た際に都度生産計画を作り直している現場、在庫管理が行き届いていない現場に最適です。
変化に強い機動的な生産管理を支えるシステムの特徴
ADAPは、ホワイトボード型UIを採用した直感的な管理画面システムです。最大の特徴は、サプライチェーン全体のつながりを見える化できることで、生産計画の確認画面では今後の生産予定だけでなく、生産後の予定や前工程の進捗状況も一括で確認できます。また、在庫管理と消費・生産の実績を連動させる機能が搭載されており、欠品や余剰、消費期限切れなどを直感的に管理が行えることも大きな特徴です。
生産現場を支えるために必要な機能が充実
ADAPには、在庫管理や受注管理、生産計画といった生産現場を支えるために必要なさまざまな機能が搭載されています。ここでは、ADAPに搭載されている機能について詳しく紹介していきます。外注生産
外注生産は、外注先の管理が行える機能です。複数の外注先で生産している、生産が追い付かない際のみ外注を行うといった設定も行えます。外注先も同一システム上で情報を共有しながら利用することが可能です。システム連携
システム連携は、外部システムとの連携が行える機能です。ADAPは、生産管理に必要なすべての情報をテキストファイルで入出力でき、テキストファイルのフォーマットを合わせるプログラムを作成することでERPや受発注システムといった外部システムと自動で連携できます。
システム連携が可能なため、現状別のシステムを導入しているという方でも安心して利用できます。
生産計画
生産計画は、今後の生産計画を確認できる機能です。確認する範囲や一覧上に表示する情報は、ユーザーごとにカスタマイズ可能です。今後の生産予定だけでなく、関連する前後工程の状況も一覧で把握可能な点がADAPの特徴といえます。受注管理
受注管理は、現状の受注状況を管理する機能です。注文数や納期、金額、出荷状況などが管理できます。ADAPでは、受注管理機能に納期回答システムと過去の受注実績にもとづき、需要を予測するシステムが搭載されています。ADAP上で生産計画と共に受注状況を管理することで、受注オーダーに対する進捗をリアルタイムで確認することが可能です。
運搬
運搬は、物流の計画と管理が行える機能です。運搬元が出荷できる日や運搬先が入庫できる日、輸送会社の稼働日、運搬にかかるリードタイム、運搬可能量などの制約を考慮して計画が練れるため、無理のない運搬計画が立てられます。定期的に発生する運搬は自動で入力することも可能です。計画
計画は、調達や生産、外注、運搬などの計画が立てられる機能です。手動での計画だけでなく自動で計画を行う機能も搭載されており、調達から運搬までの全体の予定を自動で計画することもできます。自動計画では、あらゆる制約を考慮可能です。在庫管理
在庫管理は、材料や部品、製品、中間品の在庫数を管理する機能です。生産計画と共に現状の在庫状況を管理することで、今後の消費を予測し、あらかじめ調達・生産の手配が行えます。ADAPでは、在庫管理と消費・生産の実績が連動しており、在庫状況がリアルタイムで把握可能です。調達
調達は、仕入れ先情報や仕入れ時の単位、リードタイム、購入ロット量などを考慮して調達の計画を管理できる機能です。ADAPは、複数人で生産管理を行えるシステムですが、調達ではユーザーごとに調達を確認する範囲や一覧に表示する情報をカスタマイズできます。ひとつの調達計画を複数に分割する分納機能や任意のフォーマットで帳票を出力可能などの便利な機能も搭載されています。